サザンオールスターズの桑田佳祐さんの呼びかけで開催された夢人島フェスに行ってきました。充実したフェスで、すごく楽しむことができました!最高でした!と、フェスの内容については、音楽に詳しいサイトにゆずるものとして、ここではシャトルバスなどによる交通対策について書いてみたいと思います。
夢人島フェスは、浜名湖花博の跡地の浜名湖ガーデンパークで開催されましたが、ガーデンパークの駐車場は利用できず、公共交通手段利用でJR舞阪駅からシャトルバスで移動するか、周辺に用意された8000台分の駐車場からシャトルバスで移動するという、バスを大いに活用する交通対策を実施していました。シャトルバス利用は、乗換えが面倒であったり、料金がかかったりすることで嫌われる傾向にありますが、これを導入したことでスムーズな全体最適の輸送が実現していたと思いますし、いい事例ではないかと思います。
フェスの交通対策について、THE 夢人島 Fes.2006の交通アクセスのページに説明されています。6万人/日を輸送するために、300台以上のバスが2400回以上運転されたとのことです。これは、1台あたり往路で4回、復路で4回運転されたことになり、1台あたり平均50人の輸送で、すしずめの輸送ではなく快適でした。それだけではなく、イベントにつき物の進まない人の波がずいぶん緩和されていて、とてもスムーズに帰ることができました。
甲子園では、例えば先日の高校野球の決勝戦を5万人を超える方が観戦しましたが、甲子園の周辺には阪神電車や阪神高速道路があるので、シャトルバスを個別に用意しなくても、例えば電車は朝のラッシュ時並みに運転本数を増やして、輸送能力をフルに活かせば、実際には分析しないと分かりませんが、1-2時間程度で観客を大阪・神戸に輸送してしまうことが可能と思われます。
大都市では、普段から朝夕のラッシュのために、高い輸送能力を持つ乗り物が用意されています。しかし地方都市のしかも郊外の公園となれば、そのような乗り物が用意されている可能性はきわめて低いものになります。そのため、限られた道路容量を有効に活用し、しかも特別な設備をあまり必要としないバスは、このような場で大活躍するのです。フェスでは、地元遠州鉄道のバスだけでなく、静岡のしずてつジャストラインのバスも混ざっていました。バスは相互乗り入れが簡単なのも利点です。今回のフェスにおける交通対策は、バスのさまざまな利点が活かされた結果、帰るまで快適な状態を保ってもらえました。観客の1人として感謝します。
コミュニティバスや、バスでお出かけMAPで扱う路線バスの話とは異なりますが、今回のフェスではバス輸送や公共交通輸送のいい面を見ることができたので、たまに思い立った時、バスと交通対策などについて書いていこうと思います。
この記事へのトラックバックURL: